3月の作業紹介 トラクター
〜種まき〜
「芽が出る直前」に種まき、こだわりの「厚床」「薄まき」



2月に厳選した元気な種籾たちをお湯で消毒し、
十分に冷ましてから大きな水槽に入れました。
ポンプで空気を送り込みながら、種に十分に水と空気を吸わせ、
待つところ約1ヶ月。


「芽がでる直前が蒔きどきです」早すぎても遅すぎても上手に発芽しません
1 元気でおいしいお米のためには、「よ〜い、・・・ドン!」といっせいに芽が出るようにしなければなりません。
2
種籾
水の次にお湯を使えば12日くらいで種まきが出来ます。
しかし、種籾を低温の水(10℃前後)につけ、じわじわと1ヶ月も吸水させるのも当社のこだわりです。
低温だと時間も手間もかかります。しかし、種籾はせかされる事なく、じっくりと自然な形で発芽の準備ができ、無農薬の厳しい環境に耐え得る、丈夫な体質になれるのです。

←水槽から種籾を出し、水でゆすぎます
3 ←ゆすいだ種籾を、脱水します

全部で500袋ほどあるので、大作業!

★種まきは、こだわりの厚床、薄まきです★
種まき作業はベルトコンベアを使ったライン作業です
1.床土をいれる
2.水をかける
3.種をまく
4.覆土する

「こだわりの厚床」
苗がしっかりと根を張れるように、床土は厚めに敷きます。通常約2pのところ、当社は約2.5p
左から苗箱をコンベアにのせ、床土を敷く 床土に水をまく

「こだわりの薄まき」
1本1本の苗が太く丈夫に育つように、種は薄くまきます。
ずんぐりと太い苗は水や養分を運ぶ管(維管束:イカンソク)が多く、丈夫です。籾をつける枝も沢山つけてくれます。維管束の数は苗の時に決まるので、細い苗は後からいくら頑張って水や肥料をやっても、籾をつける枝は増えてくれません。
通常150〜170gのところ、 当社では70〜100gまきです。

「覆土してハウスに並べる」

上から土を落とし

覆土して

軽トラックに積みます
★土と種が入り、水がかかった苗箱は、1箱約5.5kgほどになります。
  その箱を1日に2000〜3000枚も並べるので、腰痛、筋肉痛との闘いです!

軽トラックから苗箱をおろし


苗箱を運び

1枚、1枚、丁寧に並べます

全部で14棟あるハウスは、すべて苗で一杯になります。苗箱は当社で使う分とお客様の分をあわせると、15,000枚ほどになります。 蒔き終えたら、写真のようにシートを被せ、土の温度が30℃以上にならないように保護します。
温度が暑すぎると苗は高温障害を起こして成長してくれませんので、ハウスの横を開閉して温度調節をします。温度管理は苗を作る上でとても重要な作業です。

「田んぼでは畦つけの作業がはじまりました」
除草剤を使わずに雑草を抑えるためには、田んぼの水管理を完璧にする必要があります。田んぼに水を張る時、水漏れすることなくしっかりと水が溜まるように、機械で田んぼの淵(畦:アゼ)をきれいに固めます。この作業が畦つけです。
←畦つけ前 ←畦つけ中
畦つけ完了
畦の土が乾きすぎていると上手に固まりません。湿りすぎていると乾いた時にひびが入ってしまいます。乾いているところは雨上がりを狙って、湿っているところは晴れの日がつづいた後を狙ってと、タイミングがとても難しい作業です。


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